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2014年1月 2日 (木)

読書感想 「楽隊のうさぎ」

今年最初に読み終わった本。

「楽隊のうさぎ」 著:中沢けい

本屋さんで平積みにされていて
買った本。
映画化されたと帯にあって、
それなら、面白いのかな?と。

で、読んだ感想。
面白かった!

学校にいる時間はできるだけ短くしたい、
と思っていた中学一年生の克久。

小学生の時にいじめにあって、
心に左官屋を住まわせ
灰色に塗り固めて
やりすごす。

そんな彼が、「なんとなく」
吹奏楽部に入ることになり、
心に花の木公園でみかけた うさぎ が住み着き。

吹奏楽を通して、成長していく。

ふふっつ、と笑ってしまったのが
県大会の前日、母の百合子が
「トンカツ」
を夕食に用意してしまって、
「かなりサムイ」状態になってしまったこと。

親のキスシーンを見てしまって
「なんだ、こりゃ!」
と驚き
「見たくないよな、親のキスシーンなんて」
と、部屋を出るところ。
中学生の男の子で、
普段 両親がそんなことしてなかったら、
そりゃ、見たくないよな~。

へええ、と、感心しながら読んだところは、
音楽についての表現。
「音の粒をそろえる」
「石ころが転がりでるような音」
まだまだ、あるけれど、書ききれない。

学校にいる時間をできるだけ短くしたいと思っていた少年は、
一番長く学校にいる吹奏楽部に入り、
大会では、「わくわくする」ようになる。

正直、私は音楽には ほとんど興味をもっていない人間だと思う。
歌謡曲は、ほとんど今は聴いていない。
クラッシックは、もっと若いときにはコンサートも行ったことがあるけれど、
好きで、とか、聞きたくて、というより、
「クラッシックのコンサートに行く」
というのが、なんか高尚な感じがして、
行ってたんじゃないかと思う。

だから、当然、この本に出てきた曲は
まったく知らない。
知らないけれど、どんな曲なのか、
知りたい、聞いてみたいと思った。

新年 最初に読む本としては、
とてもいい選択だった。

今年は、いい年になるような
そんな気分になった。

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